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日本版DBSとは?カメラ導入で指導力向上へ

2024.08.20
  • コラム

皆様、こんにちは!

突然ですが、『日本版DBS』という制度をご存知でしょうか。
2024年6月に成立したばかりの新しい制度です。

実はこの『日本版DBS』、
教育業界に携わっている、特に現場の方々や現場をマネジメントしている方々にとっては、
絶対に押さえておかなければならない制度なんです。

今回は、『日本版DBS』の概要やその対策法
さらには指導力向上までをも目指せる方法についてご紹介いたします!

『日本版DBS』とは一体何なのか?

『日本版DBS』とは、一言でいうと、
子どもに接する仕事に就く人に、性犯罪歴がないか確認する制度です。

DBSとは、企業などが従業員の犯罪歴を求めることができるイギリスの制度のことです。
この制度を日本に取り入れたために『日本版DBS』と呼ばれているのですね。

「子どもに接する仕事に就く人」というと非常にざっくりした枠組みに感じられますが、
対象の職業について具体的には以下のようになっています。

【義務化】学校、幼稚園、認可保育所、保健所、児童養護施設など
【任意】学習塾、学童、スイミングスクールなど(国の認定を受けると義務化同様の対応が必要)

上記事業者が申請し、前科が確認された場合、本人はその仕事に就くことができません。
このような制度があることで、子どもが安心して教育を受けられる、保護者が安心して我が子を送り出せる、そんな環境を整えることができます。

しかし、この『日本版DBS』はあくまでその第一歩に過ぎません。

「子どもと関わるすべての仕事を制度の対象にしてほしい」という声もありますし、
「前科がなくても子どもを傷つけるようなことをしないという保証はない」という懸念もあります。

もちろん、教育に携わる仕事に誇りを持っていらっしゃる先生方、スタッフの方々は多くいらっしゃいます。
しかしながら、教育現場における子どもへの関わり方に関する問題・事件が全国で起きてしまう以上、家庭側に不安感が残ってしまうのもやむを得ないことなのかもしれません。

今回、義務化された学校や認可保育園などは『日本版DBS』の存在によって、子どもにとってより安心できる環境づくりに取り組むことができます。
また、任意となっている学習塾やスイミングスクールなどについても、認定制度を利用することで「DBSを利用しているので前科がある人はいません」ということを公表できるメリットがあります。

ただし、一人で事業を営む個人塾などは、そもそもこの『日本版DBS』の対象外となっているため、認定制度を利用することができず、性犯罪歴を確認できないままとなってしまっています。

カメラ導入による防犯効果

ここまで『日本版DBS』についてご説明しましたが、

大切なのは、制度そのものではなく、子どもを守ること。
つまり、性犯罪の防犯を徹底していくことのはずです。

そこで今回ご紹介するのが【防犯カメラ】です!

実はこの防犯カメラ、昨今の『日本版DBS』の成立によって、その役割や使い方が見直されているんです。
見る角度や考え方を変えれば、便利な使い方がたくさんあります。

この先はきっと「『日本版DBS』の認定を受けています」だけでは不十分になってくるでしょう。
前述したように、認定を受けるだけでは「前科がなくても子どもを傷つけるようなことをしないという保証はない」という懸念点は消えません。

したがって、教室に防犯カメラを設置したり、職員が子どもと2人きりにならないように呼びかけたりするなど、さまざまな取り組みが今後はより一層求められてきます。

まずはその第一歩として、【防犯カメラ】を設置するのはいかがでしょうか?

防犯カメラを活用すれば指導力も上がる!?

防犯カメラだからといって、防犯のためだけに使うのはもったいないことです。

ある学習塾さんでは、各教室にカメラを導入し、授業の様子を記録しています。
これは、「講師が生徒に不適切な言動をしていないか」をチェックするためではありません。

では、何のために記録しているのでしょうか?

それは、「指導力のある講師の授業を他の講師に模範として共有するため」です。

研究授業のような行事でもない限り、先生は他の先生の授業を見ることって滅多にありませんよね。
学習塾の講師であればなおさら機会がないかもしれません。

しかし、防犯カメラを活用すれば、
講師が目指すべき模範授業を記録し、それを共有していくことが可能です。

研修時にも使えますし、講師自身の振り返りにも使えます。
カメラは常設しているわけですから、どの授業でも振り返って確認することができます。

もちろん、【防犯カメラ】なので、以下のような課題解決にも繋がります。

●社内外のトラブル防止(ハラスメントの抑止や塾生や親御さんとのトラブル防止)
 「塾生の保護者と”言った””言わない”でトラブルになった」
●校務支援(講師のスキルチェックや自習室の様子確認など)
 「講師の教え方に課題がある」「自習室が荒れていて”休憩室化”している」

いかがでしょうか?
このような事でお悩みであれば、ぜひ一度、カメラの導入をご検討ください!
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